flier_logo
ゴールドプランなら4,000冊以上が全文読み放題! 7日無料体験はこちらから

本書の要点

  • 原始人類の睡眠は断片的で、睡眠時間も8時間よりずっと短かったと考えられている。現代人も、夜中に目覚めてしまい、8時間連続して眠り続けられないほうがむしろ自然である。「8時間連続して眠らなければならない」という思い込みが、夜中の覚醒への不安を生み、不眠の原因になっている可能性がある。

  • 光は、睡眠の質や体内時計の働きに大きく影響する重要な要因である。睡眠の質を保つためには、日中はできるだけ明るい光を浴び、夕方以降は照明を落として過ごすことが望ましい。

1 / 4

原始人類の睡眠

原始人類はどのように眠っていたか

原始人類の睡眠を直接調べることはできないが、現代の狩猟採集民であるタンザニアのハヅァ族の生活から推測することは可能だ。

原始人類は当初、肉食獣から身を守るために樹上で眠っていた。睡眠中に突然身体がビクッとなって目が覚めるのは、樹上で眠っている間に落下を防ごうとしていた頃のなごりかもしれない。

その後、火を使うようになると、焚き火で肉食獣を遠ざけられるようになり、人類は地上で眠るようになった。不安定な樹上よりも、地上のほうが深く持続した睡眠をとりやすかっただろう。こうした睡眠の改善は脳にもよい影響を与え、人類の認知能力の発達を後押しした可能性がある。

集団で眠ることが身を守った

WLDavies/gettyimages

夜の原始人類は肉食獣の標的になりえたため、睡眠のあり方もその危険に強く影響されていたはずだ。

もっと見る
この続きを見るには...
残り3855/4212文字

4,000冊以上の要約が楽しめる

要約公開日 2026.04.21
Copyright © 2026 Flier Inc. All rights reserved.

一緒に読まれている要約

変な心理学
変な心理学
山田祐樹
世界最高峰の学び
世界最高峰の学び
飯田史也
育つ、育てる。対話力
育つ、育てる。対話力
肉乃小路ニクヨ
現代社会を生きるためのAI×哲学
現代社会を生きるためのAI×哲学
谷口忠大鈴木貴之丸山隆一
freee 成長しまくる組織のつくりかた
freee 成長しまくる組織のつくりかた
川西康之
今さら聞けない 休養の超基本
今さら聞けない 休養の超基本
片野秀樹
すぐに「できません」と言う人たち
すぐに「できません」と言う人たち
榎本博明
お金はこれで増やせます
お金はこれで増やせます
節約オタクふゆこ

同じカテゴリーの要約

今さら聞けない 休養の超基本
今さら聞けない 休養の超基本
片野秀樹
デンマーク人の休む哲学
デンマーク人の休む哲学
針貝有佳
熟睡力
熟睡力
メライン・ファンデラール國森由美子(訳)
スタンフォード式 最高の休み方
スタンフォード式 最高の休み方
鈴木亜佐子
体力がない人の仕事の戦略
体力がない人の仕事の戦略
和田秀樹
疲れない心をつくる休息の作法
疲れない心をつくる休息の作法
枡野俊明
感情的にならない本
感情的にならない本
和田秀樹
脳科学でわかった 仕事のストレスをなくす本
脳科学でわかった 仕事のストレスをなくす本
西剛志
スマホ脳
スマホ脳
アンデシュ・ハンセン久山葉子(訳)
体力おばけへの道
体力おばけへの道
澤木一貴國本充洋(監修)