「何者」にもなれずにここまできてしまった……。だからこれか先も挑戦しない? 作家・室井佑月さんとニクヨで語る、「何かをしたいという欲望」。
1970年青森生まれ。ミス栃木、モデル、女優、レースクイーン、銀座のクラブホステスなどの職業を経た後、97年に「小説新潮」5月号の「読者による『性の小説』」に入選。以後、「小説現代」「小説すばる」などに作品を発表し、98年に『熱帯植物園』(新潮社)を上梓した。 さらに同年『血い花(あかいはな)』(集英社)を発表。99年9月には『piss』を講談社より刊行した。著書に『息子ってヤツは』(毎日新聞出版)、『ママの神様』(講談社)、『プチ美人とお金』(原書房)など。