大学生が夢を叶える「第3の教室」、特別授業レポート
ビジネスパーソンも必読! サードクラス流フライヤー活用法

既存の大学や塾とは違う、大学生が「夢中」になれるものと出会い、それを実現させるための力を身につける教室「3rdclass」。

文部科学省が提唱する21世紀型スキルの中心である、表現力や思考力、判断力を体系的に身につけられるプログラムを実施しています。

加えて、事業企画力のような「社会に出た時に自分の力で仕事を創り出せる力」を養う多数開講しているのが特徴的。同じ志をもった仲間に出会える場でもあります。

2018年2⽉13⽇(⽕)、フライヤー代表の大賀がサードクラスの学生向けに読書法の講義を行いました。サードクラス受講生による、「フライヤー活用法」の発表を含め、サードクラスを開講する株式会社BYD代表取締役、井上創太さんが届ける特別授業をダイジェストで紹介します。

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実践! フライヤー式「狙い撃ち読書」

特別授業は大賀による講義からスタート。最初はフライヤー起業当時の経験談から。事業の壁をどう乗り越えてきたのか、かなり具体的なエピソードが盛り込まれており、大学生たちは真剣な表情で聞き入っていました。


次のテーマは、フライヤー式「狙い撃ち読書」。

大賀:一冊の本のポイントを効率よく、効果的に理解していく読書法です。まずは、本の目次・結論部分を読み込む。次に書評・要約を活用してポイントをつかむ。これにより、読書時間を通常の3分の1から2分の1に短縮できます。もちろん、読書時間は単に短いほどよいというわけではありません。読書を通じて自分の人生やキャリアについて考える時間、そして就職した後であれば、自分が携わる事業についてじっくり考える時間こそが重要です。


授業では、数年前に一大ブームとなった、マイケル・サンデル教授の『これからの「正義」の話をしよう』(早川書房)をもとに、読書方法を紹介しました。
これからの「正義」の話をしよう
これからの「正義」の話をしよう
著者
マイケル・サンデル 鬼澤忍(訳)
出版社
早川書房

質疑応答では学生からこんな質問が寄せられました。

参加者:あるテーマについて学びたいとき、書店の数多くの本からどうやって選べばいいでしょうか。

大賀:最初に「はじめに」や「あとがき」に目を通して、著者がどういった体験から本書のメッセージを伝えようとしているかを読み解くことをおすすめします。例えば起業についての本なら、単に著者の見聞をまとめたものではなく、著者自身の経験に裏づけられた学びやメッセージであるかどうかは、選書の一つの基準になります。
ほかにも、尊敬している人の書評や、本のセンスが合う人のおすすめを参考にするのもいいですね。そのうえで、「本を10冊買って3冊アタリならいい」と割り切ってもいいと思います。読書量が増えるにつれ、選書の目も磨かれていきます。
良書を300冊くらい読んでいくと、未知の複雑な問題にぶつかっても、過去のパターンを活用し、問題解決の糸口を見つけられるような、「知的しなやかさ」が得られるはずです。

サードクラス流、フライヤー活用法とは?

次は、サードクラスの生徒で、フライヤーを日ごろ活用している森涼介さん、川西尚仁さんの活用経験談のシェアタイムへ。

森涼介さん

森:2カ月間フライヤーを使ってみて一番役に立ったのは、カテゴリ別で興味のある本を読み比べられること。特に健康・フィットネスの本を集中的に読んでいます。今まで「こうすれば健康によい」と思っていた常識が、最新の研究結果によると正しくない、といった発見が多々ありました。例えば、睡眠の質を高める方法についてなら、『スタンフォード式 最高の睡眠』(サンマーク出版)が非常にわかりやすかったです。睡眠の知識を最新のものにアップデートできました。
スタンフォード式 最高の睡眠
スタンフォード式 最高の睡眠
著者
西野精治
出版社
サンマーク出版

つづいて川西さんの活用法はどうでしょうか。

川西尚仁さん

川西:フライヤーは本選びの良い入り口になっています。これまでは、最後まで読み切らないと読書したことにならないと思いこんでいました。ですが、フライヤーを使う中で、自分にとって大事なポイントが理解できればいい、と思えるようになり、読書量が増えました。
まずは1冊10分の要約で本のポイントをおさえる。そこからさらに、自分にとって重要な部分や印象に残った部分を、2、3分で人に伝えられるように文章にまとめる。そんな使い方をしています。インプットした内容をアウトプットしようと意識すると、理解が格段に深まるんです。これが良い刺激になっていて、フライヤーを読んだうえで、気になった本を買う機会が自然と増えています。

森さんによると、サードクラスのLINE上で「読書共有グループ」をつくっているそうです。

森:フライヤーの要約や、本の中で推薦されていた書籍から、面白かったポイントや感想を自分なりにまとめて、仲間にシェアしています。コメント欄で互いに感想を書き込むことで、自分一人では得られない新たな視点を得られます。そして、自然と面白い本との出合いが増えていく。そんな好循環ができています。
要約からポイントを探すことは、大学の論文を書くときにも役立っています。自分の主張を展開・補強する際に、参考文献から重要な箇所をすばやく抽出することが必要になります。その力も、要約からポイントを選び出すときに培われていますね。
学生たちのフライヤー活用法は理想通り、いや理想をはるかに越えるほど、とても実践的でクリエイティブなものでした。

サードクラス読書部のLINEグループでは、おすすめの本の感想が飛び交っている。

アウトプットを意識すれば、インプットの質が上がる

つづいて、15分間の「要約の要約」タイムに突入。フライヤーから気になる要約を一記事選んで読み、自分なりの意見と、中でも大事だと思ったエッセンスをまとめていきます。その後は、まとめた内容をグループごとにシェア。サードクラスのプレゼンテーション講座を受講している学生も多いからか、即興でも自然体で、そしてわかりやすく要点や感想を伝えていました。

株式会社BYD代表取締役の井上創太さんは、次のような読書についてのアドバイスを学生たちに届けました。

井上:要約をさらに要約して、自分なりの意見を考え出し、人に伝えるというプロセスが重要。インプットの後に「自分ならこう考える」というのをアウトプットする。そうすれば、インプットの質や今後応用できる幅が全然違ってくる。ぜひ著者と対話しているような気持ちで本と向き合ってみてほしい。


職場でサードクラス流フライヤー活用法を応用しよう!

サードクラスの特筆すべき点は、学生一人ひとりに、サードクラス元受講生のメンターがつくこと。「次はこんなことを学ぶといいよ」とアドバイスをくれ、そのテーマに関連した本の要約を紹介してくれるそうです。個別に、かつ継続的に自分の成長を見守ってくれるメンターがいるということ自体が、新たな挑戦をするときの「安全基地」になっているのでしょう。

数年前から、企業の人材育成の一環として、上司が部下と一対一で向き合う「1 on 1 ミーティング」や、効果的な「フィードバック」の技術に注目が集まっています。とはいえ、上司の多くからすると、多くの部下と一対一で定期的に話す時間をつくるのは、やや敷居が高いでしょう。

ですが、サードクラスの学生たちが実践していたように、SNSのグループやグループウェア上でおすすめ書籍の要約を紹介するという関わりなら、スキマ時間を使って、気軽に行えそうです。本を通じたやりとりから、部下の価値観、今抱えている課題、めざすものが明確になり、上司と部下の関係性もより強固になるのではないか。そんな活用法が思い浮かびました。

特別授業の中で何より印象的だったのは、学生たちが常に能動的に学びとり、創意工夫をしていく姿勢、生き生きとした表情でした。
学生一人ひとりの成長を心の底から信じ、実現したい夢をかなえるための後押しを惜しまないサードクラス。こうした場があるからこそ、学生たちも自分の本当にやりたいことを追求し、可能性を解き放つことができるのでしょう。「学生時代にこんな教室に出合いたかった!」と思わずにいられませんでした。

「本当に好きなこと」を見つけ、夢を実現するための一つの武器として、フライヤーを活用してもらえたら嬉しいと思います。

フライヤーでは今後もさまざまなイベントを開催予定です。開催スケジュールはフライヤーのFacebookページをご覧ください。フライヤーのPeatixもフォローしてみてくださいね。
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文責:松尾 美里 (2018/03/12)
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