各出版社の「これはぜひ推したい!」という本を揃えたコーナー、「出版社のイチオシ」です。フライヤーで要約をご紹介しきれない書籍の中で、各出版社のオススメを記事形式でご紹介します!
「イキイキするにはどうすればいいか?」この本が生まれたきっかけです。
仕事や日常生活を前向きにとらえている人は、意識・行動が前向きです。
一見すると意識を変えて行動を変え、人生を前向きにすることが王道に見えますが、
意識というのは目に見えないものです。意識を変えようと思っても、変わったかどうかよくわかりません。
ですので、まずは少しずつでいいので、前向きな行動を積み重ねていくことで
結果を出し、小さくてもいいので、自信をもって前に進んでいきましょう!
「朝、歯を磨く」「窓を開ける」「すぐ、相談する」「大きい幸せより、小さい幸せを感じる」
「大量の仕事をこなす」などベストセラーを多数執筆し、講演など日々行っている、
中谷彰宏先生ならではのメソッドで、あなたも明日から行動ができる人になります!
(編集部 三田智朗)弁護士の菊間千乃先生に執筆をお願いした際に、言われた言葉があります。
「この本は、知識を得るだけでなく、日常に法律の視点を取り入れて、行動に移すような本にしたい」。
パワハラやセクハラ、ルール違反なSNSの投稿や誹謗中傷、不倫などが連日ニュースになっています。
一昔前は、「この程度」と思われていたことが、今はアウト。
自分自身をふりかえっても、「あの冗談はセクハラだったかも」「ネットの写真、勝手に使っちゃった」とか、ありますよね?
認識をアップデートしなければ、誰もが意図せず加害者になり、人生を踏み外す可能性がある。
被害者になっている人たちには、対抗手段を伝えたい。
そんな思いで、この企画をスタートさせました。
本書では、ビジネスシーンから日常生活の細々したことまで、86個の「やってしまいがち」な事例を紹介し、菊間先生が「なぜアウトなのか」をわかりやすく解説しています。
そのどれもが「自分ごと」です。
法律は知っておいて、損はありません!
(編集部 菊地貴広)本書は「先延ばし」をなくす本です。他の本と大きく異なるのは「あなたがこれまでやろうとしてできなかった、本当にやりたかったこと」の先延ばしをなくす点です。ただのライフハック本ではありません。アドラー心理学と最新の脳科学をベースに、誰でも続けられるノートメソッドを提案しています。
メソッドの原体験は大平さん自身の過去にあります。仕事は順調でも削られていく家族との時間。「また今度遊ぼうってパパは言うけど、その“今度”っていつ?」と言われた大平さんは「自分の本当に大切にしたかったこと」を見つめ直しました。そうした体験があったからこそ、ノート実践者の事例や悩み、書き込むときのアイデアを盛り込み、使いやすさ、続けやすさに徹底的にこだわりました。本書を読めば必ず悩みを解決できる、そんな1冊になっています。オリンピック選手やトップモデルなど、これまで1万人以上が実践した「行動イノベーションノート」のメソッドを、こんな時代だからこそ、実感してほしいです。
(編集部 長谷川勝也)コロナ禍に必要な本って、何だろう。
ことし3月、コロナウイルスが蔓延し始めて一番不安な頃。新聞に掲載されたひとつのメッセージにその答えがありました。イタリアの校長先生が突然休校になった生徒たちに向けて書いた手紙で、緊急事態にどう行動し、どんな心構えでいるべきかを説いたものでした。すぐに書籍化を企画し、それから2ヶ月足らずで発売、休校や外出自粛が続く中、大きな反響をいただきました。
この本で先生は、”無敵の勝者“だと奢る現代人へ警鐘を鳴らします。欲しいものが手に入り、やりたいことは何でもできる生活は、小さなウイルスによって簡単に崩壊した。今こそ「本当に大切なものは何か、理解する機会になる」といいます。そして人にとって大切なものとは、理性的な思考をもって、相手のことを気遣い、人間らしい思いやりを忘れずに生きていくこと、だと。
全体の文章量は多くありません。内容もシンプルです。でもじっくり、何度でも読んでみてください。いつの間にか、自分を見つめ直していることでしょう。この時代だからこそ、みなさんもいま一度立ち止まって、自分のこと、考えてみませんか?
株式会社世界文化社の公式noteにて、『「これから」の時代を生きる君たちへ』のその後をレポートする、ドメニコ・スキラーチェ校長のコラム連載「コロナ時代の学校と子ども」を、9月18日(金)よりスタートしました。
(担当編集者 原田敬子)本書の特長は、なんといっても「英語を使わない英会話トレーニング」です!
イングリッシュ・ドクターとして活躍する、著者の西澤ロイ先生は、「中学校時代に英語の授業を受けた社会人の方であれば、すでに英語を話せる力は十分にある」と言います。そして、「英語を話せるようになるためには、新たに英文法や英単語を必死に暗記する必要なんて一切ない。すでに持っている自分の英語力を正しく発揮するだけでいい」と断言しています。
「英語を使わない英会話トレーニング」の内容は、本書のタイトルのとおり、「日本語の話し方を変える練習」になります。
トレーニングの9割が日本語で行われるので、これ以上にカンタンな英語学習法なんて存在しないのではないか、と思えるほどハードルが低い内容です。学生時代にどんなに英語が苦手だった方でも、挫折せずに最後までやり遂げられると思います。
本書は、これまでに様々な学習法を試みては挫折を繰り返すという経験をして、英語の習得を諦めかけている方を救いたい、という西澤ロイ先生の想いから生まれました。
英語学習に心が折れそうになっている方は、諦める前に本書をぜひご一読ください!
(学芸書籍編集部 鯨岡)「インサイト・ドリブン」とは、表出していないニーズ(=インサイト)をとらえ、それを満たす商品やサービスを作りだす手法です。
実在する個人を対象に、その人が心底満足するものを作る。市場性があるかどうかは二の次です。そして、「何が欲しいのか」は、本人すら知りません。
本書では、「新しいカップ麺」の開発事例として、こんな話が紹介されています。
40代公務員男性。可処分所得は高いはずなのに、毎日カップラーメンを食べる。お湯を入れてから8分待って、スープが麺に吸われて見えなくなったくらいが食べ頃。そんなこだわりの食べ方をするのに、麺を食べて残ったスープは飲まない。かやくも自分の好きなもの以外は食べない。
彼のインサイトを追求し、作り上げられたコンセプトが、”ギトギト・ドロドロ・でもめちゃおいしいスープ”の「飲んだらアカン!」でした。なぜ、スープを飲まない男性の情報から、こんな商品が考えられたのでしょうか。
「インサイト」の領域は、深層心理と呼ばれる部分にまで及びます。開発者たちが着目したのは本人の変わった食べ方だけではなく、幼少期の体験、自宅の様子、性格や人間性でした。どのような要素がコンセプトに結び付いたのか。「インサイト・ドリブン」による商品開発の過程は、とてもエキサイティングです。本書を通して、みなさんも体験してみてください。
(編集担当 久保木勇耶)