「科学」というものに対する圧倒的な気後れ……。そんなものは持つ必要がない! やさしい生命誌研究者・中村桂子さんが語る、「センス・オブ・ワンダー」。
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『源氏物語』よりも壮大な「生命の物語」を読み取る
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わたしたちに迫る「生命の声」が聞こえない世界
1936年東京生まれ。1959年東京大学理学部化学科卒。同大学院理学系研究科生物化学専攻修了。国立予防衛生研究所研究員を経て、三菱化成生命科学研究所人間・自然研究部長、早稲田大学人間科学部教授、大阪大学連携大学院教授などを歴任。2002年から2020年までJT生命誌研究館館長を務め、名誉館長となる。著書に『自己創出する生命』(ちくま学芸文庫)、『科学者が人間であること』(岩波新書)、『生命誌とは何か』(講談社学術文庫)など多数。毎日出版文化賞(1993年)、大阪文化賞(2007年)、アカデミア賞(2013年)など受賞。