自分はマーケターじゃないから、マーケティングの知識なんていらない――。そう思っている人は損をしているかもしれません。
実はマーケティング力は、あらゆる活動で使えるスキルです。営業や企画、PRなどといった実務から、転職やキャリアアップ、人脈づくり、SNSでの発信まで、マーケティングの視点が役立つ範囲は多岐にわたります。
この記事では「マーケティング本」の“テッパン”、おすすめの3冊をピックアップしました。マーケティングの経験がなくても大丈夫。まずは1冊、読んでみませんか?
1冊目にご紹介するのは、「近代マーケティングの父」と呼ばれるフィリップ・コトラーらが執筆した『コトラーのマーケティング入門【原書14版】』。
難しそうに見えるかもしれませんが、ご安心を。エミレーツ航空、アップル、ロレックス、Airbnb、パタゴニア、ネットフリックスなど、有名企業のマーケティング戦略にふれながら楽しく学べます。
2冊目は、Z世代の世界をリアルに理解できる『Z世代マーケティング』です。
Z世代に商品・サービスを売ることから、優秀なZ世代を採用して一緒に働くことまで、幅広いシーンで役立つ知識がぎゅっと詰まっています。きっと心地よいカルチャーショックを受けるとともに、新たな視点を得られるはずです!
最後にご紹介するのは、「いらない」を「これ欲しい」に変えるライティングスキルが身につく『セールスコピー大全』。
「商品とか広告のキャッチコピーを作る人向けの本でしょ?」と思い込んで読まないのはもったいない! コピー力を上げれば、提案資料や稟議書の通過率が上がったり、スルーされないメールを書けるようになったりするでしょう。
マーケティング本の定番3冊をご紹介しました。マーケティングは、もはやビジネスパーソンの必須教養といえます。興味のあるものからチェックしてみましょう!