フライヤーでは全国の未来屋書店95店舗(2024年2月現在)に、POPに掲載されているQRコードを読み込むことによって、その場で本の要約を読むことができる“フライヤー棚”を設置しています。フライヤー棚には毎月の閲覧ランキングベスト10のほか、フライヤーで話題の書籍を常時30点ラインナップしています。
今回はその中から最も売れた3冊をピックアップ。今読むべき本をこの機会にぜひチェックしてみてください!
「読者が選ぶビジネス書グランプリ」ビジネス実務部門賞を受賞した『頭のいい人が話す前に考えていること』。未来屋書店のランキングでも1位に輝きました!
「とにかく反応するな」「頭のよさは、他人が決める」「人はちゃんと考えて“くれて”いる人を信頼する」「人と闘うな、課題と闘え」「伝わらないのは、話し方ではなく考えが足りないせい」「知識はだれかのために使って初めて知性となる」「承認欲求を満たす側に回れ」
この本で紹介されているのはこの7つの「黄金法則」。それぞれが持つ意味を、3000社以上の経営者と対峙してきたという著者が、コンサル時代の具体的な事例をまじえながらわかりやすく解説しています。
単なるテクニックの紹介にとどまらず、話す前に立ち止まり、考えることの大切さを教えてくれる一冊です。
2位は、両@リベ大学長の『本当の自由を手に入れる お金の大学』です。
著者はYouTubeチャンネル登録者数250万人突破、動画再生回数6億回超えと、SNSを中心に熱狂的な支持を得ている両@リベ大学長。本書は、お金のための労働に縛られている多くの日本人に「自分の人生=自由な時間」を取り戻してほしいと執筆されたものです。著者の考えるお金における「本当の自由」とは、「生活費<資産所得」という状態を維持すること。そうすれば、生きるために働くのではなく、自分がやりたいことのために働くことができるようになるはずです。これを実現するために必要なのが「貯める力」「稼ぐ力」「増やす力」「守る力」「使う力」のお金にまつわる5つの力です。
本書の魅力は、それぞれの「力」の鍛え方を、生活に即したレベルで具体的に改善できるポイントを教えてくれること。読むだけですぐに実行可能で、自分の力で考えるきっかけも与えてくれる本書で、お金について学び始めてみませんか。
3位にランクインしたのは、すでにベストセラーとなって久しい『人は話し方が9割』でした。「上手な話し方を知りたい」「言いたいことが言えず、ただ沈黙になってしまう」——そんな悩みを抱えたたくさんの人を救い続けているロングセラーです。
意外にも、本書は話し方だけを紹介しているわけではありません。実は話し方は、聞き方が9割。そもそも話すことが苦手になってしまった人は、自分が否定される経験を通じて自己肯定感が下がってしまっている人が多いはず。だったら、相手を否定しない話し方ができれば、相手は気分よく話をしてくれるということになります。相手を否定しない、笑顔でうなずく、ポジティブなトークをする。そんなふうに相手の話を聞くことができたら、自然と話は広がっていきます。
自分が気持ちよく語るのではなく、むしろ相手の話を広げていくこと。無理をして話すのではなく、会話が弾む人と話すこと。そんな多くの人に長年支持されている「話し方」に、ぜひ触れてみてください。