自分からお坊さんになった若新さんと、実家が寺であることに悩んだ古溪さん。道筋は異なれど、2人の仏教トークから見えてきた「評価から降りられない現代人」の歪み。
福井県出身。慶應義塾大学学院修了、修士(政策・メディア)。現在、慶應義塾大学特任准教授、株式会社NEWYOUTH代表取締役などを兼任。企業・自治体などと社会実験的な企画に取り組むプロデューサーであり、TV・ラジオなどのコメンテーターとしても活躍中。
寺院の後継ぎとして1994年に生まれる。2017年に中央大学を卒業し株式会社 帝人(TEIJIN)に入社。会社勤めをしながらRapバージョンの「般若心経現代語訳Remix」をYouTubeにて発表、10万回再生を突破した。帝人を退職後、2021年2月より1年3カ月間、曹洞宗 大本山 永平寺にて修行する。帰山後、「仏教をもっと身近に」というテーマでTikTokにて発信開始。半年フォロワー8万人に到達する。現在のビジョンは「僧侶が個性や才能をいかせる仕事と寺院運営を両立できる世界をつくる」こと。
初の著書『君と僕と諸行無常と。 TikTok僧侶の幸福論』(徳間書店)。