無駄だったと感じる時間にきちんと向き合う。引きこもり経験者の芸人・山田ルイ53世さんが語る、「美談への疑い」。
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社会の歯車になりたかった 「ふつう」の高すぎるハードル
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「やっぱり貫多は俺だった」 美談の着地への拒否感
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真っ暗闇のなかに見出す「人生の本当の出口」
1975(昭和50)年、兵庫県生まれ。地元の名門・六甲学院中学校に進学するも、引きこもりになる。大検合格を経て、愛媛大学法文学部に入学したが、その後中退し上京、芸人の道へ。1999(平成11)年にひぐち君とお笑いコンビ・髭男爵を結成、ツッコミを担当。執筆業でも才能を発揮し、「新潮45」で連載した「一発屋芸人列伝」は、「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」作品賞を受賞した。主な著書に『ヒキコモリ漂流記 完全版』、『一発屋芸人の不本意な日常』、『パパが貴族』などがある。