無駄ゼロ、生産性を3倍にする 最速で仕事が終わる人の時短のワザ
無駄ゼロ、生産性を3倍にする 最速で仕事が終わる人の時短のワザ
無駄ゼロ、生産性を3倍にする 最速で仕事が終わる人の時短のワザ
出版社
明日香出版社

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出版日
2022年04月15日
評点
総合
3.7
明瞭性
4.0
革新性
3.0
応用性
4.0
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おすすめポイント

こんなに忙しく働いているのに、なぜ成果が上がらないのか――と悩む人は多いだろう。その一方で、周りを見渡すと、残業なしで高い成果を出す人もいるはずだ。なぜ両者に大きな差が生まれるのだろうか。

本書を読むと、その理由がわかるだろう。ひと言でいうと、成果が上がらない人は無駄が多いのだ。

本書では、仕事をサクサク進める80の「ワザ」が紹介されている。辞書登録でメール作成を効率化する、5分で終わるタスクは今すぐやる、仕事中はスマホを別の部屋に置くなどといった今日から使える「ワザ」から、スピードと丁寧さを両立させる、お願い上手になる、上司をうまく動かすなどといった、仕事に対する価値観を変えてくれるようなものまで、その内容は多岐にわたる。

著者はかつて、身体を酷使しながら残業をしていたそうだ。ある時、見かねた上司から「時間の奴隷になっていないか?」「まずは、スケジュールの基本を徹底しなさい」と声をかけてもらったことで、仕事の進め方が大きく変わったという。そんな著者の「誰もが、今の半分の時間で2倍の成果を出せる」という言葉には重みがある。

時短を実現すれば、仕事の質を高められるだけでなく、副業や趣味の時間を増やして、自分の人生を豊かにすることもできる。よりよい人生を生きるために、ぜひ本書を一読し、これまで浪費していた時間を取り戻してもらえればと思う。

ライター画像
香川大輔

著者

伊庭正康(いば まさやす)
(株)らしさラボ 代表取締役
1991年リクルートグループ入社。法人営業職として従事。プレイヤー部門とマネージャー部門の両部門で年間全国トップ表彰を4回受賞。累計40回以上の社内表彰を受け、営業部長、(株)フロムエーキャリアの代表取締役を歴任。
2011年、研修会社(株)らしさラボを設立。リーディングカンパニーを中心に年間200回を超えるセッション(営業研修、営業リーダー研修、コーチング、講演)を行っている。実践的なプログラムが好評で、リピート率は9割を超え、その活動は、『日本経済新聞』『日経ビジネス』『The21』など多数のメディアで紹介されている。Webラーニング「Udemy」でも営業スキル、リーダーシップ、時間管理などの講座を提供し、ベストセラーコンテンツとなっている。

『できるリーダーは、「これ」しかやらない』『できる営業は、「これ」しかやらない』(ともにPHP研究所)『仕事の速い人が絶対やらない段取りの仕方』『目標達成するリーダーが絶対やらないチームの動かし方』(ともに日本実業出版社)など、著書は30冊以上。

※無料メールセミナー(全8回):「らしさラボ無料メールセミナー」
YouTube:「研修トレーナー伊庭正康のスキルアップチャンネル」
Voicy:「1日5分 スキルUPラジオ」も好評。

本書の要点

  • 要点
    1
    仕事では“スピード”と“質”の両立が求められる。そのためには、「付随作業」と「ムダ作業」を削減し、大事な「主作業」にパワーを集中させることだ。
  • 要点
    2
    期限内に成果を出す鉄則は、やることを絞り、やるべきことを具体的に決める「FOCUS&DEEP」だ。ポイントは“量”よりも“率”に目を向けることである。
  • 要点
    3
    人の力を借りたいときは、先に打診をしておこう。3回に分けて感謝の気持ちを伝えることも重要だ。

要約

「ムダ」をやめる

「見えないムダ」を見つける

仕事で大切なのは、“スピード”だろうか、もしくは“丁寧さ”だろうか。著者の結論は、「どちらも重視しなければならない」だ。評価の高い人は、この2つを両立させている。

スピードと丁寧さを両立させるためには、「ムダなことをしない」と決める必要がある。まずは、業務を次の3つに分けよう。

(1)主作業:増やせば成果、評価が上がる価値ある業務

(2)付随作業:主作業をするために必要な業務

(3)ムダ作業:何にも貢献しない業務

このうち「付随作業」と「ムダ作業」を短縮して、大事な「主作業」にパワーを集中させよう。営業なら商談、管理職なら部下との会話などが「主作業」にあたる。

ECRSの法則で「ムダ」を減らす
smolaw11/gettyimages

ムダをなくすにあたっては、「ECRS(イーシーアールエス、もしくはイクルス)の法則」を押さえておこう。ECRSの法則では、次の4つの順でムダを削減していく。

ステップ1「排除(Eliminate)」:やめても成果に影響しないならやめる

ステップ2「結合(Combine)」:分けていた業務を1回で済ませる

ステップ3「変更(Rearrange)」:配置や順番を変えて、行動のムダを減らす

ステップ4「単純化(Simplify)」:作業工程を減らして、簡単にする

最も効果が大きいのは「排除」だ。書類作成や朝礼、会議、結果の出ない営業手法、結果の出ていないプロジェクト活動など、やめられそうなものはないだろうか。成果に影響しないことなら、思いきってやめてみよう。

後回しにしない

「If-Thenプランニング」で実行に移す

「何かをはじめよう」「やめよう」と思いながら、なかなか実行に移せないこともあるだろう。そんな時は、コロンビア大学のハイディ・グラント・ハルバーソン教授が提唱する「If-Thenプランニング」が有効だ。

やり方は、

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要約公開日 2022.07.20
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