今の時代、単に「バズる」ことは決して難しくない。手段を選ばなくていいのであれば、簡単であるとさえ言える。実際にTikTokで遊びの感覚でバズっている中高生はたくさん存在する。そこに複雑なマーケティングの知識があるはずもない。中高生が遊びの感覚でバズれるのが、今のWEBの世界なのである。
代行業者に頼めば、すでに成功しているコンテンツをそっくりそのまま模倣してバズらせてくれる。まったくなにもやらないよりはマシだろうが、これは美しくもなければ面白くもない。バズるだけなら誰でもできるが、バズるだけでは意味がない。バズった先の目的を明確にし、その目的を達成するためのブランディング、認知、集客、売上構築、そのすべての総合的なアプローチ全体を検討することこそが本当のWEBマーケティングだ。
最終的なゴールを目指すプロセスは、7つに分解して考えることができる。「コンセプト設計」→「認知」→「ファン化」→「集客」→「信頼構築」→「販売」→「リピート」である。そしてその最終到達点は、営業しなくても売れる状態を作り出すことだ。
そのためには、まずコンセプトをしっかりと設計しなくてはならない。コンセプトとは「誰にどんな未来を届けるか」。人は自分の未来をよくしてくれるものにお金と時間を投資する。その投資先になるための提供価値を考えることからスタートしよう。
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