ゴールドプランなら4,000冊以上が全文読み放題! 7日無料体験はこちらから
10分読書の表紙

明日の自分が確実に変わる

10分読書


本書の要点

  • 読書は時間・お金のどちらの面から見ても極めてコストパフォーマンスの良い自己投資だ。その恩恵を受けるため、まずは1日10分の読書を取り入れてみよう。

  • 読書を通して、「語彙力」「客観力」「想像力」が鍛えられる。すぐには効果を実感できずとも、じわじわと必ず効いてくるものだ。

  • エモーショナルとロジカルを横軸に、フローとストックを縦軸にマトリックスを描くと、読書を4種類に分類することができる。このマトリックスを活用して選書をし、さらなる読書の質向上を目指そう。

1 / 3

読書のメリット

コストパフォーマンスがいい

Milatas/gettyimages

読書とは、その大切さをわかってはいても、慣れていない人にとってはハードルが高いものだろう。大学受験塾で中高生の国語を教えている著者は、「読書」と耳にしただけで敬遠モードを漂わせる生徒たちがいることを身をもって知っている。

だが、高校生にも大人にも、ぜひ本を読んでほしい。なぜなら、読書は自己投資の中でもコストパフォーマンスが抜群にいいからだ。お金、時間、どちらにも効果がある。読書は、勉強や仕事の基盤となる力を伸ばしてくれるため、読書することでかえって時間を捻出することができるのだ。

実際、著者が公立高校から塾や予備校を利用せずに東京大学に現役合格できたことには、読書の力が大きかった。国語の学力が向上したことだけではない。読解力を高めることによって全教科の問題文の理解力が上がったからこそ、参考書を用いて独学することができた。さらに、分厚い本を読み切る経験は、「粘り強さ」「自信」「やり抜く力」を育ててくれたし、本が好きだからこそ、教科書を読み物として楽しめたとも振り返っている。

人を変える力がある

小学校高学年の頃、著者は一冊の本に出会った。『少女パレアナ』(エレナ・ポーター)だ。みなしごになったパレアナは、叔母さんの家に引き取られることになる。叔母さんに厳しく当たられ、辛い思いをするパレアナは、亡くなったお父さんとの約束に勇気づけられていた。それは、「喜びの遊び」というゲームをすることだ。いつでもどんなときでも、喜びを見出そうとするゲームである。やがてこのゲームは町中に広がって、叔母さんも含めた街全体を明るく変えていく――というストーリーだ。

著者はこの本に感動し、何度も読み返した。パレアナのように、辛いことがあっても常に喜びを見出し、ポジティブに乗り切る癖をつけていった。それは大人になってからも変わらない。新しい環境に飛び込むときなど、「喜びの遊び」を思い出して、前に進む力としているという。

一冊の本には、人を変える力がある。そう実感した著者は、誰もがそうした本に出会えることを願って、まずは自由時間のうち「10分」だけ読書に充ててみることを勧める。好きな場所、好きなタイミングで、一日のうちのほんの10分間だけ読書する。それだけでも、あなたの未来は着実に変わっていくのだ。

2 / 3

【必読ポイント!】 読書とはどんなものか

世界を広げるもの

MesquitaFMS/gettyimages

読書は他の趣味とは異なり、大人のたしなみであるかのように思われている。しかし、読書をしていないことを恥ずかしいと思う必要はまったくない。

私たちは普段から、意識しないうちに文章を読んでいる。学生時代は国語の授業を受けていたし、他の教科の教科書も読んできただろう。大人になってからは、日常的にメールをやり取りしたり、ニュースサイトに目を通したりしている。テキストを読んで資格の勉強をしたことがあったり、レシピ本を買って料理を作ったりしている人もいるだろう。

「そんなのは読書とは言えない!」と思う人もいるかもしれない。

もっと見る
この続きを見るには...
残り2711/3960文字

4,000冊以上の要約が楽しめる

要約公開日 2020.05.09
Copyright © 2026 Flier Inc. All rights reserved.

一緒に読まれている要約

フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか
フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか
堀内都喜子
交渉力
交渉力
橋下徹
自分をコントロールする力
自分をコントロールする力
森口佑介
「仕事ができる」とはどういうことか?
「仕事ができる」とはどういうことか?
楠木建山口周
デジタルで読む脳×紙の本で読む脳
デジタルで読む脳×紙の本で読む脳
太田直子(訳)メアリアン・ウルフ
無敵の早起き
無敵の早起き
井上皓史
ズボラPDCA
ズボラPDCA
北原孝彦
すみません、金利ってなんですか?
すみません、金利ってなんですか?
小林義崇

同じカテゴリーの要約

24時間が変わる朝の30分
24時間が変わる朝の30分
吉武麻子
今さら聞けない 伝え方<話す・書く>の超基本
今さら聞けない 伝え方<話す・書く>の超基本
山口拓朗(監修)森泉亜紀子(監修)
「何を考えているかわからない…」がなくなる 部下が自ら動きだす「上司の話し方」
「何を考えているかわからない…」がなくなる 部下が自ら動きだす「上司の話し方」
桐生稔
頭のいい人が話す前に考えていること
頭のいい人が話す前に考えていること
安達裕哉
noteで年収1000万円
noteで年収1000万円
Sai
世界一ゆるい勉強法
世界一ゆるい勉強法
サバンナ 八木真澄
アオアシに学ぶ「答えを教えない」教え方
アオアシに学ぶ「答えを教えない」教え方
仲山進也
「忘れられないあの人」になる小さな習慣
「忘れられないあの人」になる小さな習慣
山内誠治
「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか
「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか
三宅香帆
かくれた「強み」をみつけよう。
かくれた「強み」をみつけよう。
三石原士
無料