よく「あなたは才能があるからできるんだ」という人がいるが、それはウソだ。やろうとしないからやれない。それだけだ。
「自分は弱い」なら、弱いまま、ありのまま進めばいい。そうすれば勇気が出てくるはずだ。もっと平気に、自分自身と対決してみてごらん。怖ければ怖いほど、そこに飛び込んでみるんだ。
一生を賭けてやっていくことを見つけたいなら、己を貫くことだ。人に認められようだなんて思ってはいけない。
「すごい!」という感動や、自分の内部に起こった炎のような衝動。それを起爆剤にして「よし、自分もやろう!」という気になれば、エネルギーがスパークする。
気まぐれでもかまわない。ふと惹かれるものがあったら、先のことなど考えずにパッと手を出してみよう。
自分に能力はないと決めつけて、引っ込んでしまってはいけない。いわゆる「能力」や「才能」を超えて、「己の決意を見せてやる!」というつもりでやってみればいいのだ。むしろ、「能力はないほうがいい」くらいの気持ちで平然と闘えば、逆に能力は開花する。
ぼくは強い力を持っていないし、お金があるわけでもない。頭もそれほど優秀ではないかもしれない。このようにマイナス面ばかりだが、マイナスが大きければ大きいほど、自分の中で何かがふくれあがってくるのを感じる。
弱いのなら、弱いまま進めばいい。自分を賭けることで力は出てくるものなのだ。
何かをやって失敗すると、その失敗にこだわってクヨクヨ悩む人がいる。でも、そんなことを気にしてはいけない。悩んだり考えこんだりするヒマがあるなら、もう1度、新しい気持ちでやってみよう。
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