SNSで人を集める!
SNSで人を集める!
やさしいSNSマーケティングの教科書
SNSで人を集める!
出版社
総合法令出版

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出版日
2020年09月20日
評点
総合
3.7
明瞭性
3.5
革新性
3.5
応用性
4.0
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おすすめポイント

本書の凄さは、これまで2700人にSNS集客を指導してきた著者の知見を濃縮した、再現性の高いSNS集客のノウハウがまるまる公開されている点だ。

要約者にとって、とりわけ興味深かったポイントが2点ある。1点目は、集客の核はコンセプトにあるということだ。コンセプトをSNSで打ち出すことで、自分の商品・サービスが提供できる価値が伝わりやすくなる。コンセプトを作る際には、AmazonレビューやYahoo!知恵袋のような質問サイトを使い、自社商品・サービスのターゲット顧客の悩みを30個収集するのが効果的だという。その仕込みを経てこそ、顧客の悩みを解決し、価値を感じさせるコンセプトを考案できるからだ。

2点目は、著者が編み出したSNS集客の一連の流れだ。Twitter、Instagram、YouTubeで見込み客を集め、特に関心の高い見込み客をLINE公式アカウントに誘導する。そしてLINE公式アカウントでは、一斉送信のメッセージやタイムラインで、情報発信し続ける。配信内容の7割はビジネス関連のお役立ち情報とし、残り3割はプライベートな内容にせよという著者のアドバイスには唸らされた。プライベートを開示し、人となりを表現することで、信頼感が醸成され、商品・サービスを買う際の不安が薄れるのだ。

本書は、SNS初心者にとって、教科書として使える一冊だ。そして、今までSNS運用をしてきた方にとっても、新たな発見が詰まった一冊となっている。ビジネスにおけるSNS活用に興味のある方に、強くおすすめしたい。

著者

喜多野修次(きたの しゅうじ)
株式会社SYK代表取締役社長。
神奈川県生まれ。女手一つで育ててくれた母のために起業を決意。20歳でフリーランスの心理コーチとして起業するものの上手くいかず、借金400万円を抱えるようになる。失意の中、SNSマーケティングに出会い人生が一転。心理コーチとして月収200万円を達成する。その後、SNSを活用したマーケティングのコンサルティングを行う株式会社SYKを創業。集客に悩む経営者やフリーランスを中心に、これまでに2700人以上を指導し、創業から1年半で月商3000万円、年商3億円を達成した。
著書に『フリーランスにいちばんやさしい Twitterマーケティング』『PC不要・センス不問・容姿自由!だれでもできる全く新しいSNS起業のしかた』『コーチ・コンサルのための完全オンライン型ビジネスの教科書』(以上、全て電子書籍)等。

本書の要点

  • 要点
    1
    SNSは、自分が売りたい商品・サービスに興味を持ちそうな「見込み客」を集める役割を果たす。集めた見込み客は、LINE公式アカウントに誘導しよう。
  • 要点
    2
    SNSマーケティングでまずやるべきなのは、「コンセプト」作りだ。「○○の人のための○○の専門家」という形のキャッチコピーを作り、提供できる価値をコンパクトに伝えよう。
  • 要点
    3
    見込み客と信頼関係を構築できたら、LINE通話を利用してクロージングにつなげよう。

要約

SNSマーケティングを始めよう

SNSを使って「見込み客」を集める
Blue Planet Studio/gettyimages

SNSはプライベートの交流で使うものだと考えている人もいるだろう。だが実は、ビジネスの集客などにも役立つツールである。自分が売りたい商品・サービスに興味を持ちそうな、将来顧客になる可能性が高い「見込み客」を集める役割を果たしてくれる。

SNSで文章や動画を投稿し、情報を発信すれば、自分が売りたい商品・サービスに興味を持ってくれる「見込み客」にリーチできるチャンスが増える。そして、SNS経由で商品・サービスに興味を持ってくれた「見込み客」を、LINE公式アカウントに誘導するのだ。そうすれば、登録者全員にメッセージを一斉送信したり、個別で直接やりとりしたりすることも可能となる。見込み客側は、メッセージを送って商品・サービスについて質問することも可能だ。LINE公式アカウントを、見込み客とのやりとりを円滑に進めるツールとして活用しよう。

ただし、LINE公式アカウントだけを開設しても、登録してくれる人はほとんどいないだろう。だからまずは、Instagram、Twitter、YouTubeなどのSNSで広く情報発信し、見込み客に自分のことを知ってもらう必要がある。

SNSマーケティングの7ステップ

SNSマーケティングは、以下の流れで進める。

(1)コンセプトを作る:SNSを始める前に、自分の商品・サービスのキャッチフレーズであるコンセプトを決める。

(2)Instagramでフォロワーを集める:最初に始めるべきは、エンゲージメント(ユーザーが投稿に対し反応を示した回数のこと)の高いInstagramだ。

(3)Twitterでフォロワーを集める:Instagramの次のステップとして、Instagramよりもユーザーとコミュニケーションが取りやすいTwitterを運営する。

(4)YouTubeでチャンネル登録を増やす:YouTube動画は、一度配信すればInstagramやTwitter以上に長期にわたって見られ続け、動画が自分のかわりに商品・サービスの営業をしてくれるというメリットがある。

(5)LINE公式アカウントで発信する:Instagram、 Twitter、 YouTubeで興味を持ってくれた人をLINE公式アカウントに誘導し、「友だち登録」してもらう。

(6)LINE通話営業やライブ配信で売上につなげる:LINE公式アカウントでの情報発信で信頼関係を構築できたら、タイミングを逃さず購買につなげる。

(7)Facebook広告でLINE公式アカウントの登録者を増やす:SNSだけでなく、Web広告も活用して集客する。特にFacebook広告は、少額から始められて、ローリスクで迅速に効果を得られるのがメリットだ。

【必読ポイント!】 コンセプトを作ろう

SNSマーケティングに必須の「コンセプト」
Prostock-Studio/gettyimages

SNSマーケティングを始める前にすべきは、「コンセプト」を作ることだ。コンセプトとは、商品・サービスの内容を一目見てわかるように伝える“看板”のようなものだ。事業にコンセプトがあれば、顧客に訴求しやすくなる。コンセプトは、「○○の人のための○○の専門家」という形にするのがいいだろう。なぜなら、

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要約公開日 2021.01.28
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