人生においては、自分の周りで起きた出来事をポジティブに感じられることが大切だ。そのためには毎日を「いい気分」で過ごすクセをつけるとよい。
「いい気分」で過ごすために有効なのは、「出来事の意味」を読み取ることだ。「約束をドタキャンされた」「急いでいるのに、交通渋滞に巻き込まれた」などのネガティブな出来事にも意味があると捉えてみる。すると、トラブルにもプラスの面が見つかり、心のスイッチをポジティブな方へ切り替えることができるだろう。
人生は右肩上がりの一直線だとイメージしていると、少し下がっただけで大きく落ち込むことになるだろう。病気や失恋など、人生には悲しい出来事もあるからだ。
だから、人生はぐるぐる回りのスパイラルであると捉えておこう。下がるときもあるが、それをエネルギーに換えて上昇していくイメージを持つ。その結果、敵だと思っていた人が実は成長の源だったことに気づかされるかもしれない。
ドアを開けてもらったとき、「ありがとう」ではなく、つい「すみません」と言っていないだろうか。「すみません」が口癖になると、「私はヘマばかりしている」というネガティブなイメージが心に刷り込まれてしまう。
そこで「すみません」はやめて「ありがとう」と言うクセをつけよう。「ありがとう」と言えば「世の中、感謝することばかりだ」とポジティブな刷り込みができ、セルフイメージも高まる。
理想の目覚めは、朝の光で自然に起きることだ。そのために、寝るときはカーテンやブラインドを少し開けて眠ろう。「イイ気分」になれる音楽をタイマーでセットしておくのもいい。
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