ゴールドプランなら4,000冊以上が全文読み放題! 7日無料体験はこちらから
松岡修造の人生を強く生きる83の言葉の表紙

松岡修造の人生を強く生きる83の言葉


本書の要点

  • 苦手なことが成功したら、自分をほめる。ぎりぎりの崖っぷちに立ったら、機会に感謝する。ストレスのかかる状況にあってもそれを逆手にとってポジティブな言葉を自分にかけ続けることで、成長できる。

  • 前向きになろうという姿勢は、心持ち次第なので、誰にでもそうあることを選べるものだ。諦めてしまわず、前向きな気持ちになって、周りを明るくしよう。

  • 自分の現状の力を正直に受け入れつつも、限界を定めてしまわないようにしよう。人間には思いもよらない力がある。自分を信じよう。

1 / 3

自分を応援してきた言葉

ナイスボレー、修造!

jaycwener/iStock/Thinkstock

プロテニスプレーヤーになったころの松岡氏は、ボレーショットが苦手だった。ボレーショットとは、ボールがバウンドする前に打ち、相手のコートに返すショットだ。

だからこそ、ボレーショットがうまく決まったときは、ここぞとばかりに「ナイスボレー! 修造!」と自分をほめた。

何度も自分をほめているうちに、自分はボレーがうまいのではと思えるようになってきた。そのうち、ネット際のプレイはどんどん良くなっていったという。自分の脳にポジティブな言葉を浴びせることが、苦手意識の克服につながったのだ。

苦手なことに取り組むときには、人にほめられる前に自分をほめてしまおう。

やったー! 俺の脳、いまブルブル震えて喜ぼうとしているよ!

脳科学者の茂木健一郎氏によると、「脳は苦しいなあと思うときほど喜んで動いている」のだそうだ。

つまり、仕事や勉強が苦しく、自分の限界を感じるときにでも、体の中で脳だけは最高に喜んでいるのだ。このことを知ってから、松岡氏はいきづまったり、難解な本を理解できずに困ったりすると、「やったー! 俺の脳、いまブルブル震えて喜ぼうとしているよ!」と思うことにしている。そうすると、ふしぎにいいアイデアが出てきたり、本がすいすい読めたりする。

壁にぶつかったら喜び、乗り越えたらさらに喜ぼう。すると脳も喜んで、どんどん自分を成長させることができるはずだ。

ベストを尽くすだけでは勝てない。僕は勝ちにいく

「ベストを尽くす」という言葉はすばらしい言葉だが、そこに言い訳がひそんでいてはいけない。「ベストを尽くす」と言いながら、「ベストを尽くすのだからどんな結果になっても仕方がない」という弱気な気持ちを抱えていることはないだろうか。これは、良くない。

松岡氏は、テニスで自分より強い相手に挑もうとするとき、そのように感じたそうだ。だから、「ベストを尽くす」だけでなく、「勝ちにいく」と付け加えて、自分を力づけることにした。

「ベストを尽くす」というふうに発言するとき、自分の心に弱いところはないだろうか。もし、言い訳がましい気持ちを見つけてしまったら、「必ず契約を取る」「完璧な企画書にする」など、具体的な成果を表す言葉をプラスして、自分を力づけよう。

崖っぷちありがとう! 最高だ!

崖っぷちに追いつめられているときは、無我の境地で最高のものを出せる。だから、崖っぷちには感謝すべき、「崖っぷちありがとう!」なのだ、と松岡氏は語る。

そのため、あえて自分を崖っぷちに追い込むという。手軽な方法に、時間を区切るということが挙げられる。30分で、15分で、目の前のことを片付けると思えば、脳が活性化して集中力も上がる。また、テレビ番組の視聴率でも、「10%取らなければ意味がない!」などと自分を追い込むという。

でも、できないときがあってもいいのだ。崖っぷちから落ちてもかまわない。落ちることを考えるよりも、崖っぷちをつくって挑むことが大事だ。

よーし、絶対に勝つ。勝ったらケーキだ!

163net/iStock/Thinkstock

松岡氏は、「この仕事が終わったら、ケーキだ」と思うだけで燃えてくるらしい。

もっと見る
この続きを見るには...
残り2514/3798文字

4,000冊以上の要約が楽しめる

要約公開日 2015.03.20
Copyright © 2026 Flier Inc. All rights reserved.

一緒に読まれている要約

めんどうな人を サラリとかわし テキトーにつき合う 55の方法
めんどうな人を サラリとかわし テキトーにつき合う 55の方法
石井琢磨
さようならと言ってなかった
さようならと言ってなかった
猪瀬直樹
世界の一流だけが知っている 成功するための8つの法則
世界の一流だけが知っている 成功するための8つの法則
中西真雄美(訳)リチャード・セント・ジョン
すべては1979年から始まった
すべては1979年から始まった
北川知子(訳)クリスチャン・カリル
ニコニコ哲学
ニコニコ哲学
川上量生
それでも、人を愛しなさい
それでも、人を愛しなさい
佐々木常夫
やっぱりすごいよ、日本人
やっぱりすごいよ、日本人
ルース・ジャーマン・白石
透明マントを求めて
透明マントを求めて
雨宮智宏

同じカテゴリーの要約

頼るのがうまい人がやっていること
頼るのがうまい人がやっていること
有川真由美
お金の不安という幻想
お金の不安という幻想
田内学
すぐやる人の小さな習慣
すぐやる人の小さな習慣
大平信孝大平朝子
記憶脳
記憶脳
樺沢紫苑
感情に振り回されない 精神科医が教える心のコントロール
感情に振り回されない 精神科医が教える心のコントロール
和田秀樹
聴く技術
聴く技術
山根洋士
「いい質問」が人を動かす
「いい質問」が人を動かす
谷原誠
なぜか機嫌がいい人がやっている100の習慣
なぜか機嫌がいい人がやっている100の習慣
藤本梨恵子
一・五代目 孫正義
一・五代目 孫正義
井上篤夫
心の中のネガティブさんと上手につきあう方法
心の中のネガティブさんと上手につきあう方法
精神科医Tomy