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GENIUS LIFE ジーニアス・ライフの表紙

GENIUS LIFE ジーニアス・ライフ

万全の体調で生き抜く力


本書の要点

  • 現代人は心とからだの健康に多くの問題を抱えている。本書は、この数百年で生じた環境の急激な変化が引き起こす心身の不調を「ジーニアス・ライフ」によって改善することをめざす。

  • 心はからだの、からだは環境の影響を受ける。健康的な人生を送るためには、食生活や体内時計の改善、エクササイズ、有害物質の除去などにより、心とからだと環境のすべてに働きかけることが重要だ。

  • 健康を手に入れるたったひとつの答えはない。だが、正しい知識によって日々を重ねることで、健康的な暮らしが実現できるだろう。

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【必読ポイント!】 脳とからだに悪い現代の生活

本来の生活を取り戻す「ジーニアス・ライフ」

著者の母は、健康的に暮らしていたものの、パーキンソン病とアルツハイマー病、そして膵臓の腫瘍の闘病生活の末に亡くなった。それを機に、病の原因は何だったのか、予防の手立てはあったのか、自分自身が今後健康に長生きするにはどうすればよいかを考えるようになった。

疾患の発症リスクは遺伝要因とともに環境要因も考慮する必要がある。1960年代には20人にひとりだった女性の乳がん罹患率は、今では8人にひとりにまで上昇しているという。だが、その間遺伝子に変わりはなく、一方で食生活や生活習慣、化学物質をはじめとして、人間を取り巻く環境には大きな変化があった。そこで著者が提案するのが、人間の健康を損なうような環境要因や生活習慣を改善する「ジーニアス・ライフ」だ。

脳とからだと環境

tadamichi/gettyimages

現代人が直面する心身の不調を解消するには、脳とからだと環境の関係を修復することが重要だ。からだは脳に影響を与え、そのからだは環境の影響を受ける。かつて遮断されているものと考えられてきた脳とからだは、近年の研究によって密接なつながりがあることが明らかになった。代謝の異常による炎症が不安や精神の疲労を引き起こしたケースや、逆に炎症を抑えることで抑うつが改善されたケースもある。

過去数百年の環境の激変により、現代人のからだと脳には多大な負担がかかっている。だが、環境を整えることによって、がんや認知症といった疾患を予防することが可能であるというのが著者の考えだ。

食生活を改善する

「ジーニアス・ライフ」の基盤は食事だ。現代の加工食品に用いられる精製済みの穀物や食用油、必須栄養素が失われた食品は、脳とからだの健康を大きく損なってしまう。私たちの脳が強く求める砂糖、脂肪、塩分を含むこれらの食品は、まるでポルノのように依存性を招く。

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要約公開日 2021.08.10
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