自身が目指している目標を達成させてくれる神メモとはどんなものだろうか? 神メモとは現状と目標を俯瞰でき、あなたを目標実現まで導いてくれる一覧性のあるメモだ。
神メモを毎日更新することで、目標達成までのルートをいつでも臨機応変に修正できる。そして、目標達成に必要な行動をタスクとして落とし込んでいくことができるのだ。
では、神メモはどのように書けばいいのだろうか。A4サイズの紙1枚とペンがあれば、神メモは書ける。
しかし、思いつくままに書けばいいというわけではない。神メモには基本の型が存在する。型に沿って、夢やタスクを可視化する神メモを書くことができる。
その基本の型として、縦横3つずつ計9つの枠を用意しよう。
神メモは大きく分けて4つの要素から成り立っている。「ロマン(ミッション・ビジョン)」、「ソロバン(本業)」、「チャージ(成長や喜び)」、「タスク」である。これらの項目を9つの枠に振り分け、さらに各項目を「仕事上」と「プライベート」に分けて書き入れていく。
この4つの要素の中で特に大切なのが「ロマン(ミッション・ビジョン)」「ソロバン(本業)」「チャージ(成長や喜び)」の3つであり、これらを神メモの9つの枠の中央部分に、上から書き込んでいく。この中央の柱を「神センター」と呼ぶ。「あなたの主軸」を構成する部分である。
柱の一番上がロマン(ミッション・ビジョン)である。「何に導かれているのか?」「何をどうしても実現したいのか?」という問いに対して、仕事面とプライベート面に分けて記入する。他の要素も同様に、仕事とプライベートを書き分ける。
柱の真ん中がソロバン(本業)である。「お金を頂いている仕事の内容は何か?」「仕事以外の生活の中心は何か?」という問いに対する答えを書き込む。
中央の柱の一番下がチャージ(成長や喜び)である。「仕事面で、どんな学習をしたいのか?」「プライベート面で、自分や家族へのご褒美ややりたいことは何か?」という問いへの答えを記入する。
神メモの9つの枠のうち、左側3つと右側3つの枠部分には「タスク」を書き入れる。
左側は上から順に次の内容を書いていく。
「3年以内に実現したいこと・しないといけないこと」
「2年以内に実現したいこと・しないといけないこと」
「1年以内に実現したいこと・しないといけないこと」
そして、右側も上から順に次の内容を書き込む。
「6カ月以内に実現したいこと・しないといけないこと」
「1~3カ月以内に実現したいこと・しないといけないこと」
「本日~1週間以内に実現したいこと・しないといけないこと」
この基本の型に沿って進めることが大切だ。
続いて神メモを記入していく具体的なステップを紹介する。
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