著者は現在の妻との初デートで神社に行き、路線バスで一緒に帰った。神社は好きでもない人と行く場所ではないし、せまい路線バスも好きでもない人とは乗らないからだ。「ショッピングモールに行ってタクシーで帰る方が、相手のことをどう思っているかまったくわからないコースだな」という感覚があった。
恋愛においては、自分の価値観を反映したアイデアを試すと良い。それで失敗が続くなら、相手と感性が違うことがわかる。
アイデアの豊富な人は、常に頭の中に「人生で心からアイデアを考えたいお題」を置いている。
著者のお題は「次に作るおもちゃはどういうものにしようかな」である。その状態で誰かと話すと、必ず新しいアイデアが浮かぶ。自分と違う経験や情報がヒントになるのだ。
アイデア出しに行き詰まったら、別の業界の問題について考えたり、異業種のビジネスアイデアを考えてみたりするのがおすすめだ。考えがリフレッシュされるし、無責任に妄想できて楽しい。
その際には「他業界のアイデアを考えてから、それを自分の仕事の課題に転用できないかを考える」発想法を試してみよう。きっとまったく新しいアイデアが生まれるはずだ。
また、他業界の情報を集めるのも有効だ。自社の長年の弱点を、他業界の常識が一発解決するかもしれない。問題解決や企画のレベルを上げたいなら、他業種の友達を作るのも一つの手である。
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