ダイエット方法は、食べるものに気をつける、有酸素運動を取り入れる、などさまざまだ。しかし、心理学を使ったダイエットでは「食器」にこだわる。
ダイエットをするのであれば、いつも使っている茶碗やお皿、スプーンを小さなものに変えてみよう。小さな食器を使うと無意識のうちに食べる量が減ることは、実験でも証明されている。
ダイエット成功のコツは、あまり苦しむことなく続けることである。そのため、この方法なら難なくでき、継続もしやすいはずだ。もし今、大きな食器を使っているのであれば、いきなり小さなものに変えるのではなく、数か月ごとに小さな食器に変えていくのも一案だ。
心がくじけそうなとき、もうひとふんばりしたいときには「ののしり言葉」、すなわち汚い言葉を口にするといい。日本語でいうと「クソッ!」などがそれにあたる。
英国のキール大学では、次の実験が行われた。被験者にしびれるほど冷たい水の入ったバケツに手を突っ込んでもらい、半分のグループは黙ったまま、もう半分のグループにはののしり言葉を口にしてもらい、我慢できた時間を計測するというものである。その結果、ののしり言葉を口にしたグループのほうが、そうでないグループよりも数十秒長く、冷たい水に耐えることができたのだ。
少々下品ではあるが、つらい仕事をするときには、汚い言葉を口にすることも有効な方法である。
人間関係で問題を起こさず、だれとでもソツなく付き合える人には、「思いやり」があるという共通点がある。彼らは自分よりも相手の立場から物事を考え、相手を基準に行動するため、摩擦・衝突を起こしにくい。つまり、相手の立場で物事を見るような訓練をすれば、そのような人物になれるということだ。
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